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龍笛(りゅうてき)

はいほーい! 優次です。

伊勢の続きではありません。

 

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最近、彩楓が笛を吹きたいと言い出し、龍笛なる笛を買いました。

雅楽に使う楽器で、メロディーを奏でるものの一つだそうです。

 

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まだ届いていませんが、彩楓いわく、

 

吹く感覚がわかる

 

などとと豪語しており、笛の持ち方や構え、指の抑え方などが遠い記憶のように浮かんでくると言うのです。

彩楓は生まれてこのかた、一度も龍笛や篠笛など触ったこともありません。

 

吹いていた前世があったのかねえ

 

などと話しながら笛が届くのを楽しみにしていたのですが、

今日突然、パソコンを見ていた彩楓が

 

あ! この人会ったことあるわ!

 

と叫ぶので彩楓のパソコンを覗いてみると、

こんなような画像が・・・

 

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彩楓が見ていた画像とは違いますが、だいたいこんなのでした。

 

調べてみると「ガルダ」「迦楼羅天(かるらてん)」「鴉天狗」などと呼ばれる存在のようです。

全体的に黒く、胸が真っ赤で怖かったけど格好良かったといいます。

明らかに人ではないと思うのですが、彩楓はいつもその辺を間違えています。

 

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いつどこでどういう風に会い、何か言われたのか聞いたのですが、

 

さっぱり覚えてない

 

そうです。

が、絶対に会ったことはあると言います。

そしてこの存在について迦楼羅天の名前で調べてみると・・・

 

img016ex_zoom09

 

龍笛かどうかはわかりませんが、似たような笛を持っているのです。

彩楓が急に笛を欲しがった事と、この迦楼羅天、なにか関係があるのでしょうか・・・

ちなみに迦楼羅天の画像もそうですが、龍笛奏者の映像など見てもみんな体の右に笛を構えています。

しかし彩楓は左側がしっくりくるそうです。

 

 

kamae

 

笛、早く届くといいな・・・

伊勢の旅⑤-2 神のフリをするもの

秋になったな! 優次です( ,_ノ` )y━・~~~

細切れにてお送りしております。

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神社についてからも、彩楓はあまり気が乗らなかった。

小雨が降り止まない。

そのせいかはわからないが、息子も「いかない」と言っている。

しかし優次は先に降りてさっさと行ってしまった。

昨夜、地図を見たときには、確かにココに来るべきだと感じた。

その感覚には自信を持っている。

きっと、来るべき何かがあるのだろう。

 

image

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気の乗らぬまま、彩楓は車から降りた。

一礼して鳥居をくぐると、何だか嫌な感じがした。

優次が手水舎から声をかけてきた。

 

「ねーねーこの手水舎、面白いよー」

 

行ってみると、石のカエルの口から水が流れていた。

手水舎の柱やその周りには、やたらと立て札や張り紙があった。

古くて剥がれかかっているものあれば、

先週に貼ったばかりのような新しいものもあったが、

内容は、ネガティブで細かく、強い口調のものばかりだった。

 

子供は悪さをするな

大人は子供をよく見張っておけ

汚すな

あちこち勝手に触るな

 

それを見ていると、嫌な感じがますます強くなった。

高架下コンクリートの落書き。そういうものを連想してしまう。

 

image

rakugaki

 

普段なら、すぐに引き返す。

こんな場所には一時もいたくない。

しかし、もしかしたらそれは、食わず嫌いだったのかもしれない。

こんな場所でも、行ってみれば案外すごい神様がいたり、

霊的にすごいエネルギーがあったりするのかもしれない。

不安の中に、少しの希望を見出す。

ここは、来るべきと感じた場所だ。

自分がここに来ると決めた手前もあり、今更引き返すわけにもいかない。

 

社殿のほうから、一人の男がこちらに向かって歩いてくる。

服装から、一見してここの神職だとわかる。

まだ若い。

挨拶をしようと、目を見た。

 

その瞬間、相手は顔を伏せ、挨拶を拒否した。

彩楓は驚いた。

神職の者は、普通礼儀正しい。

プライベートならともかく、少なくとも境内で装束を着ている間は、参拝客と目が合えば挨拶するものだ。

 

--殺伐としている--。

 

そう思った。

まるで、電車で乗り合わせた他人同士のようだ。

 

image

image132

 

やはり、ココはおかしい。

彩楓はそう思いながら、カエルが吐き出す水で手を洗った。

 

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つづくよ

伊勢の旅⑤-1 神のフリをするもの(前半)

バイザウェイ 優次です( ,_ノ` )y━・~~~

今回の写真はサムネ表示していません。

「見る」をクリックすると表示されますが、霊的に敏感は人はクリックしないでください。

見たい人だけ自己責任で見てね!(一応ボカシは入ってます)

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ウザかわいい妖怪のいる宿。

夜もふけた頃、優次は布団の中に入ってスマホをイジっていた。

宿の周辺の神社を検索していたのだ。

優次は旅先でも、朝はなるべく神社に参拝するようにしている。

いくつか出てきた候補を彩楓に見せる。

 

ここだな

 

彩楓がひとつの神社を指さした。(以下A社とする)

神社の名前や地図、写真を視るとピンと来るものがあるという。

このようにして決まる参拝先は、いつも氣の良い神社でハズレがない。

神様が出てきて、何かしらのメッセージをくれる事も多い。

それがいつもの習慣であり、必然であり当然であると、優次も彩楓も考えていた。

しかし今回は、それまでとは事情が違っていた。

彩楓の立ち位置である。

 

--もう、中道ではない--。

 

中道でいる者の必然と、光の側に立つ者の必然は、違う。

 

翌朝、宿をチェックアウトした優次達は、早速A社に車を走らせた。

まだ、小雨がパラついていた。

ほどなくA社に到着し、駐車場を探す。

境内に、ドラム缶ほどの太さの大木が、2メートルほどの間隔で何本も生えており、

その一帯が参拝客の駐車場になっていた。

優次は、大木の間を縫うように車を停めた。

後席の息子に声をかける。

 

「着いたよ~、神社行くよ~」

 

いつもなら一緒に参拝したがる息子だが、この時は違った。

 

「行かない、ここ、神社じゃない」

 

意外な返事だった。

しかし息子の言葉を否定はしなかった。

連れて行けとせがまれ、あれやこれやと付き合わされるのも面倒だ。

大人だけでさっさと参拝を済ませてしまおう。

 

「じゃあ、父ちゃんと母ちゃんだけで行ってすぐに帰ってくるから、待っといてね?

「うん」

 

車から降り立つと、靴の下でジュジュっと音がした。

半ば朽ちた木の葉が幾重にも積もり、スポンジのように雨水を含んでいるのだ。

小雨は、まだパラついていた。

 

稲荷社ではないが、鳥居が朱かった。

奇妙に思ったが、そういう神社もあるのかな、くらいにしか思わなかった。

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手水舎で手を洗っていると、遅れてやってくる彩楓が見えた。

鳥居をくぐる彩楓に、手水舎から声をかける。

 

「ねーねーこの手水舎、面白いよー」

 

やたらと、注意書きの多い手水舎だった。

立て札があったり、柱に張り紙があったり、その全てが注意書きだった。

しかし何より面白いのは、手水の出処だった。

龍や竹筒、ただの水道カランなどはよく見るが、

その手水舎では、石のカエルが水を吹き出していた。

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彩楓もきっと面白がるだろうと思って声をかけたのだが、

彩楓からは特に返事もなく、うつむき加減の表情は少し暗く見えた。

 

--雨の、せいか--。

 

もやもやとした曇り空を見上げ、優次はそう思った。

メガネに、雨粒がついた。

 

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ええ、つづきます。

プロフィール

望月優次

Author:望月優次

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