石から妖精が飛び出して来た話

2017年の末、僕が書斎に入ると、妻が椅子ごと振り返りながらこんな事を言い出した。

「ねーねー、今さー、この石から妖精が出てきてね」

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妖精について詳しく聞いてみると・・・

妖精・・・?だと・・・!
どんな妖精なのか聞いてみると、


●虫みたいに小さくて、色は太平洋のマリンブルー
●テンション高めで声も甲高く、ローラのような喋り方
●名前は珠海(たまみ)


というらしい。
その名前は妖精が名乗ったのか?
漢字つきで?


「うん、何となく棚の石が気になったから
手にとって磨いてたら突然
『足をキレイにするとハッピー♪』
ってローラみたいな喋り方でメッセージが聞こえて
石からピューって丸い妖精が出てきたと思ったら
頭の中に漢字で「珠海」って浮かんで、
その後妖精みてたら、
小さな球(魂)に海が凝縮されて入ってる!
って感じたんだよね。
それで自分の足を見てみたらさ、踵が乾燥してガビガビだったんだよ!」


妻は椅子の背もたれにそり返り、踵を掌でペチペチと叩きながらそう言った。
珠海さんのセリフのところはローラのモノマネらしきものをしていた。

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妖精が出てきた石について

妖精が出てきた石は元々我が家にあったもので、
僕用に神様がチューニングしてくれたセレスタイトの丸玉だ。

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なぜこの石から? 僕用の石から出てきたのだから僕用の妖精なのか?
妻に聞いてみると、

「別にあんたのための妖精って事じゃない」

だそうだ。
少しガッカリしながらも、何故この石から突然出てくるようになったか妻に聞いてみたが、それはわからないという。
しかし石に妖精が入っているという事ではなく、石の氣を寄り代にして飛び出してくる感じだという。
つまり妖精からすればワープポイントを石が作ってくれているということだろうか。
だとすれば神社と神様の関係と同じようなものかもしれない。


妖精に聞いた「簡単! 運気UPの方法」

何はともあれ、妻が珠海さんから聞いた「簡単運気アップ法」は以下のものだ。

tamamihappy.jpg


それにしてもこのセレスタイト、元々僕に合った気を発しているうえに、それを神様にチューニングしてもらい、
さらに妖精まで出てくるようになるとは、なんともすごいスペシャルでミラクルなストーンではないか。


霊能者の価値観はちょっとおかしい

僕はおもむろにセレスタイトを手にとり、


「珠海ちゃ~ん」


と言いながら撫で回してみた。
しかしそれを見ていた妻は


「いやいやキモイわ急に、普段から磨いたりしろよ」


などと言う。


「何を言うか、妖精までも出てきたとなればこれまでと扱いが変わるのも当然だろう」


と言い返したが、妻はキョトンとした顔で


「は? 妖精とかそんな嬉しいもんなの?」


などと白けた事を言う。
どうにも生まれつき霊能力がある人間というものは価値観がおかしい。
マリンブルーの妖精ちゃんを、まるで道でみつけた野良猫、程度の認識しかないようだ。
昔から妖精をしょっちゅう見かけていれば、そういう風にもなってしまうのだろうか。


「いやいやいや、妖精とか面白いし好きな人も多いでしょ」


と言うと


「ええ? 私妖精ってあんま好きじゃないんだよなー、妖精好きなんて本当にそんないるかな」


と、またがっかりするような事を言う。
いいから今度から妖精とか見かけたらちゃんと覚えておいて僕に教えたりブログやSNSに書くように言っておいた。
妻はその後ブログに珠海さんの記事を書いたが、そのせいかどうかはわからないが、
その後、別の石から別の妖精が出てくるようになった。
と、いうわけで、その話はまた次回。
それでは!

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